インボイスと思いやり
午前中はインボイスの申告に行っていました。
決算の申告はeタックスで行ったのですが、インボイスが初めてなので今日税務署に行ってみました。税務署ではスマホが使えない人、予約をしていない人でゴタゴタしています。
とくに、
予約票を受け取って待つ人の横をスマホで予約した人がすりぬけます。
思うことは現在のこうした制度、が完全に高齢者や弱者を無視した制度であるという事実です。
待っている人の多くはほどんどドラゴン(76)の世代より上の人、おまけに椅子もないのでただ立って待っているだけです。
受付には文字だけで人もいませんから、高齢者はオタオタするだけですから誰かが怒鳴ります。
「椅子ぐらい持ってこいや」
80代後半の女性を座らせましたが一脚だけで全員分はありません。
おまけに政治の不始末(脱税)のさ中ですので怒号がとび無茶苦茶な状態でした。今日の納税者は高齢者が多く、多分不動産売買だと思いますので高額納税の方もいらっしゃると思います。
ドラゴンも話すことが無いので、金曜日に行ったカテーテルでの心臓手術の話しをすると「椅子ぐらいだせーや」と隣で税務署員に絡みつく人もいました。
思うことは、
最近の政治施策にはまったく思いやりがないということです。マスコミが報じることも、ジェンダーとかペットなどどうでも良いような個人の内容ばかりです。(これは個人の問題)
とくに、
若い方たちには思いやりが欠けているようで気配りが抜けているのです。
今日も多くの高齢者が立って待っている横を、若者が得意そうにすり抜けます。若者こそ率先してeタックスにするべきで、デジタルと言ってもスマホしか頭にない若者だと思います。
ですから日本の商品開発も思いやりの欠けたものとなり、政界市場でのジャパンブランドのイメージもそのうち壊れると思います。
写真は山代で一番に咲く、河山の187号線沿いの桜です。
もうすぐだと思います。
そして面白い情報、いまあの「竜馬がゆく」を書かれた司馬遼太郎の歴史認識の甘さを書いた本が人気のようです。
小説として読むか、歴史書として読むかは個人の自由ですが、歴史書として読む場合、山口県の誇る乃木大将を書かれていることにも誤りがあるようで少し気になるところです。
先日このブログで買いました「セクシー田中さん」の脚本も原作と異なるようです。
気になることは、一般大衆が小説と歴史を混同して事実が見えなくなっていること、漫画大国の日本ならではこのでしょうが、歴史は歴史として正確に把握することが必要です。
司馬遼太郎さんは小説家であり歴史家ではありません。問題はそれを歴史として伝えるテレビ報道の側の問題とドラマと歴史をごっちゃに考える大衆の思考力です。
多くの大衆は、そうした事実を曖昧なままに鵜呑みにして行動しますので、間違いが間違いのまま歴史認識となるように思います。
身近な問題では、
廿日市市から津和野を結ぶ津和野街道、この羅漢山の「生山峠」の場所にしても、現在は広島県と山口県の県境にありますが、ドラゴンが持つ大正3年の日本帝国の地図では羅漢道の最高部となっています。
これは間違ったまま生山峠の標識を出した広島県側にあります。
ウクライナとロシアの戦争も、実際はウクライナが再度原爆保有国となるなることを恐れるロシアの考え方、こうした事実を正しく伝えていないテレビ報道ですが、今回の裏金の問題もしっかりと伝えるべきだと思います。
自分の事務所のお金の動きが理解できない人に国のお金の管理ができるのか、国民の一人として大いに不安を感じる昨今です。
ドラゴン